2005/11/20

さて、主人公は、火星へと配属されたばかりのマリーンである。(左下。)


船を下りたって早々に、同乗していた弁護士とその護衛(彼等は、失踪事件の原因究明にやってきた) に遭遇する。 相次ぐ失踪を事故と判断しているのだろう。その表情は険しい。

去りゆく船と、係員。


出頭のため、研究所内への該当セクションへ向かう。

ゲートクルー:『あっと。入る前にメディカルチェック、バイタルチェックをお願いしますよ。
っと、武器の類は持ってないですよね?』
(丸腰の海兵隊員ですよ。でもパンチ力には自信があります。今回はごつい指輪はありませんが両手です。)

健康。雑菌の類も無し。幻術計、振れて無し。
『良かったな!入っていいよ!』…ちぇ。

ここは火星。
いよいよシティへの禁断の扉が開かれた。
(おめでとう。たった今、この瞬間から私はレイブンだ。)
…いかん。召還酔いにやられたらしい。


シティのフロントオフィス。 右のモニターでは、UACのCM動画が音声付きで放映されている。

『職員から多くの失踪者が出ている、との訴えが届いているが?』
同乗してきた調査弁護士が、早くも責任者であるベトルーガー氏に詰め寄っている。
しかし、氏はこれを正面から”完全に”否定する。

本社側の疑念は少なくとも、正式な調査員を派遣するまでに至っている。
よって、知らない・思い過ごし、などといった安易な結末は認められない。

険悪な空気を欠片も読んでいないマリーンが通りがかり、訝しげに室内の様子をうかがう。
会話は打ち切られ、調査団は一旦引き下がる。


調査員の退室後、一心不乱に端末を操作するベトルーガー氏。

このキータイプの一つ一つが死を招いている…

このときは、 まさか、あのようになるとは思いもよらなかったとです。
今、この時、ドアの隙間から、そっとグレネードを転がすことさえできたらー!!ままならないのじゃねー。